噛み合わせ未来ラボ
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男性・40歳代
聴力測定1

下の左の図で、青のグラフ線は左耳の聴力値、赤のグラフ線は右耳の聴力値になります。
上方に行く程、聴力は悪く、聞こえづらくなります。2分の聴力測定の結果、右耳(赤)の聴力が、左耳(青)の聴力に比べ低下している事で、右噛みをしている事がわかります。
これは、右噛みで、なおかつ、2,000Hzから4,000Hzの領域で噛み合わせが弱く、奥噛みをしています。下の右の図のグラフィック歯列でもオレンジ色が強く奥噛みであることが現れています。
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*左右の3番をロールワッテで30回噛んでもらい、引き続きあまり噛んでいない左で10回噛んでもらいました。

聴力測定2
*の後、2度目の聴力測定をしました。
聴力値が変化していることに注目してください。
右耳(赤)、左耳(青)の聴力値が重なり、125Hzから8,000Hzの平均化が見られ、また、2,000Hz〜4,000Hzのところで改善が確認できましたので、 3番、4番の咬合調整を行ないました。
噛み合わせを聴力で判定する場合、左右の聴力値が重なり、125Hz〜8,000Hzが水平化することが良い噛み合わせ状態ということになります。
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